支援学校の生徒が書いてくれた「そば打ち体験記」
「蕎麦打ちの心得と蕎麦のくろうの詳細」
僕は、研修旅行で信州方面(長野県・岐阜県)に行きました。
今日は、そこで体験した蕎麦打ちについて発表します。
最初に達人とも呼ばれる仁科さんから、蕎麦打ちの基本や心得、
あと蕎麦の苦労について一から学びました。
皆さんは蕎麦というと
「なんやあ~ ただの蕎麦か!」
と思うかも知れませんが、しかし蕎麦というのは、実際そんな簡単に
出来て収穫できるものではなく、また生命が果てしなく強い植物です。
だから僕は、蕎麦を決して甘く見てほしくはないのです。
蕎麦の受粉はとても大変なことで、蜂に蜜をあげるかわりに蜂に受粉させます。
そして蕎麦は、木から落ちても、そこからまた蕎麦の木ができてきます。
だから蕎麦は強い生命力があり、蕎麦の木の歴史を探ると160年前からあると推測できます。
だから長野県の蕎麦は有名で、手打ちの方がよりいっそう増すのです。
次に蕎麦打ちを実際に達人に教わり、自分で打ちました。そこで蕎麦打ちの心得として、
十分なやる気と意気込み、根気のよい姿勢があれば、蕎麦のあじは、それぞれ変わると
言われて、一生懸命頑張りました。
また蕎麦は石臼に挽かれても、生きようとして、粉にするまでには相当の
手間と時間がかかりました。
蕎麦の実もがんばって子孫を残そうと、いっそうの苦労をします。僕が今回蕎麦打ち
をして思ったことは
「今まで僕は蕎麦をなめていた、甘く見ていた」
ということでした。
しかし蕎麦は人間よりも、他の動物よりも、生きていたいという願いの力が大きいことに
気がつきました。だからとにかく蕎麦は、絶対に甘くみないでほしくないのです。
以上で発表を終わります。
*原文をそのまま、転載しています。
2008年12月01日