現地からのレポート

環境学習

平成21年度 第四回 南信州自然塾インストラクター講座開催報告(12/23)

平成21年度 第四回 南信州自然塾インストラクター講座開催報告(12/23)

2010年03月17日
「環境学習・自然散策」に関するレポート

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3月13日の土曜日に、第4回講座が参加者6名において学習講座が開かれました。

今年度最後の講座となり、南信濃・八重河内地区及び浜松市・水窪地区の
一部を中心に巡ります。喬木村から矢筈トンネルを経由し152号線を南下し、
初春の飯田市と浜松市の県境に向かいました。
途中から国道を外れヒョー越峠に到着し、講師より峠由来の歴史について説明を受け、
現在は綱引き合戦場となっている場所も見学しました。

 

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その後は県境を越えて浜松市の池島地区に至り、南信濃・大島地区と類似する
地形を確認し足神神社に移動しました。講師より説明を受けながら見学・参拝し、
神社横の長野県伝えでは早太郎(こちらではシッ平太郎)の名前で伝わる犬の
供養堂も確認しました。

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続いて青崩峠を目指して進み、塩の道入り口から秋葉古道を歩いて峠を
目指しました。石畳に整備された道を15分ほどで信濃・遠江境の青崩峠に到着し、
講師より歴史的由来のや付近の地形等の説明を受けました。少々天気が
悪かった為に見通しが余り効きませんでしたが、信濃・遠江国境を挟む峠付近を
南北に確認する事が出来ました。

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再び長野県側に戻り昼食を済ませ、施設内において会場を借りて講座を行いました。
今回の地区講座の学習と、今年度全体を通しての論議に参加者全体で取り組み
予定を1時間ほど超えての纏めとなりました。

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夕方には和田地区にある道の駅遠山郷に到着。敷地内の宿泊施設内にある
中央構造線の断層活動によって変形した捻れ石を見せて貰い、自然の力の
凄さを実感する事が出来ました。
最後にかぐらの湯周辺に咲き始めた河津桜を鑑賞し、遠山郷を後にして
帰路につきました。

10月から4回に渡り秋葉道沿いの自然と歴史をしっかり体験学習し、今年度の
自然塾インストラクター養成講座の終了となりました。
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