“歴史の道 遠州街道を辿る”②下條~阿南編(11/2)催行報告

令和7年11月2日(日)に南信州こだわりの旅「“歴史の道 遠州街道を辿る”②下條~阿南編」が催行されました。
昨年秋に第1弾の飯田~下條編を開催しており、今回はその続編となります。天候にも恵まれ、実際に踏破されたガイドの方と一緒に巡りました。


遠州街道は現在の国道151号線とほぼ同じルートで飯田から阿南町まで通っていました。現在でも所々道が残っており、道沿いには道標や石碑が残っています。
こちらは阿南町粟野地区の石造群です。ちょうど日が当たり石碑が良く確認できました。

阿南町内では遠州街道は深い谷を下がったり登ったりしています。ガイドの方に案内して頂きながら行程は進みました。
道沿いに道標が残っています。当時の人もこの道標を見て歩いていたと思うと感慨深いですね。


ツアーでは実際に残っている道も歩きます。道沿いには田んぼがあり現在でも使われていました。


午後は阿南町新野地区を街道歩きしました。標高800mにある新野地区ですが、とても爽やかな秋の風が吹いていました。
ゆっくり街道を歩くと、道標や石碑が残っており、歩かないと見つけることのできない遠州街道の面影を見つけることが出来ました。

最後に新野地区から長野・愛知県境付近にある馬頭観音群を見学しました。
バイパスが整備されましたが、この馬頭観音群は大切に残されています。
今回の「“歴史の道 遠州街道を辿る”②下條~阿南編」はいかがでしたでしょうか。
現在の国道はトンネルや橋脚が作られ、走りやすく直線的な道になっていますが、遠州街道は自然の地形にそったルートになっています。
歩かないと見つけられない遠州街道を見つけれるが出来るツアーになったかと思います。
もし、興味を持たれた方は散策してみてはいかがでしょうか。
今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
Staff たまっき
