現地からのレポート

期間限定

いろりの里大平宿“囲炉裏修復ツアー” ~旧宿場町に残る昔の民家の再生に関わろう~(10/25)催行報告

令和7年10月25日(土)に南信州こだわりの旅「いろりの里大平宿“囲炉裏修復ツアー” ~旧宿場町に残る昔の民家の再生に関わろう~」が催行されました。
江戸末期~昭和初期にかけて建てられた「大平宿」には、囲炉裏やかまどが残っており、現在も使用しています。今回のツアーでは囲炉裏の底が薄くなっており修復が必要なため、参加者の方と一緒に修復作業を行いました。

大平宿は標高1,100mを超える場所にあり、10月末になると紅葉が見頃を迎えます。
まず最初に、大平宿を維持管理をお願いしている方から、本日の作業内容や手順をお話し頂きました。

最初に行う作業はいろりの掃除。灰や炭が残らないように刷毛を使って掃除をします。

長年の使用から囲炉裏はかなり深く掘れており、針金や石が出ている民家もありました。このままでは囲炉裏の底が抜ける可能性があり、早めの修復が必要です。囲炉裏に溜まった灰をかき出しました。

灰や炭の掃除が終わったら、結着剤を塗っていきます。塗ることにとって、この後使うモルタルと囲炉裏の結着を良くします。

ここで昼食タイム。参加者や現地管理されている方みんなで囲炉裏を囲んで五平餅を頂きました。囲炉裏を囲んで食べる五平餅は格別ですね。食べて休んで午後も作業頑張ります!

午後は囲炉裏に2種類のモルタルを使い、深くなった囲炉裏に塗っていきます。
皆さん交代で練り合わせて行きます。水の分量が難しいですね。

コテを使い深い場所を中心に塗っていきます。最初は恐る恐るの作業でしたが、慣れてくると作業スピードも速くなり、左官職人のように囲炉裏を修復して頂きました。

今回のツアーでは4軒の囲炉裏修復を行うことが出来ました。ありがとうございました。
残りの民家の囲炉裏ですが、この後は寒さが厳しくなり修復作業が出来ないため、来春を予定しております。

修復された囲炉裏で大平宿体験はいがかでしょうか。予約受付は当社で行っておりますので皆様のご利用をお待ちしております。

今回ご参加された皆様ありがとうございました。

Staff たまっき~

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