南信州山城物語~江儀遠山氏の治世の跡を辿る~(11/24)催行報告

本日は例年開催している南信州山城物語に行って来ました。朝の冷え込みはきつかったですが、日中は穏やかに晴れ渡り、絶好の山城巡り日和になりました。今回は最少催行人数には少し足りない5名様のお申込みでしたが、是非楽しんで頂きたく開催いたしました。

最初に訪れたのは矢筈トンネルを出て間もなくの所にある程野城跡の遠望です。講師の酒井先生から、どの様な役割だったと推測されるかを周りの地形と共に解説頂きました。

次に木造校舎で有名な旧木沢小学校に赴き、校庭から木沢城跡を遠望しました。校長先生から直々にコーヒーの振る舞いもして頂き、温かい気持ちになりました。こうした出会いも旅の醍醐味の一つですね!

その後は道中の車窓より中根城跡、熊の城跡を見やりながら、遠山氏が最初に築いたといわれる長山城跡(名子山城とも言います)を訪ね遠望しました。その姿形はとりわけ美しく、お茶畑の花も咲き、良い雰囲気の城巡りになりました。



お昼は道の駅遠山郷でアマゴと信州サーモンの特製ランチをお召し上がりいただき、午後は今回のメインに据えていた酒井先生が実際に発掘調査をした尾ノ島館(尾ノ島城)跡を訪れました。今はグランドになっているので、やはり専門家の方と訪ねると往時のことに思いを馳せることができます。次に遠山資料館に行き、発掘調査で出土したものを見ながら解説して頂きました。資料館見学の後は隣接の龍淵寺に行き、ご住職から懇切丁寧にご案内頂きました。
最後に高平館跡を訪ね、今回唯一直接現場を歩きました。やはり、現場を歩くのは楽しかったです。
少人数のゆったりした旅、皆さんもご満足頂けたようでした。今後も申込人数が少なくても、できるだけ催行したいと思います。皆様ありがとうございました。
Staff GON
