天竜川の舟下り100年の歴史を知り、船頭と船大工 の知られざる技術を体験する(12/7)催行報告

本日は天竜川の和船下りを支える船頭と船大工の技を体験するツアーを行いました。12月に入り、寒さが気になっていましたが、快晴の空の下、穏やかな小春日和での開催となりました。3名様一家族のお申込みでしたが、是非楽しんで頂きたく開催いたしました。



先ずは和船作りの現場、市田造船所を訪れました。造船作業中ではありませんでしたが、先ず普段は見ることができない船底板を拝見し、使う道具や語り継がれてきた船大工技術のお話や、古写真を見せてもらいながらのお話をして頂きました。続いて時又港にあるミニミュージアムに移動して、和船の歴史のお話を聞かせてもらって午前の部が終了です。


お昼はココロファームビレッジのリストランテココリズムでゆったりとお過ごし頂き、午後は弁天港での釘打ち体験です。時間がしっかりありましたので、釘穴を空けるためのノミ打ち体験もさせて頂きました。その後、実物の櫂の扱いを習って川での体験に向かいました。





今日は河川水量がかなり落ちて通常の航行ができないため、時又港にて動力の付いた特別船を使ってのスペシャルメニューです。動力船ですから川を遡上することができるのですが、鵞流峡の瀬まで上がって停泊したり、下りの場面で社遡上する船と交差したりと、これまで見ることが無かった景色が広がる楽しい時間となりました。特別メニューの竿差しや櫂漕ぎも実際の川で体験して頂きました。
この特別船でのプログラムは12月~2月の土日に行うそうです。詳細は南信州リゾートのWebサイトをご覧になるか、お電話でご確認ください。
ご家族だけでの特別な旅にご満足頂けたようでした。今後も申込人数が少なくても、できるだけ催行したいと思います。皆様ありがとうございました。
Staff GON
