現地からのレポート

期間限定

出前講演体験記⑯/北海道上川未来会議2015.11.17

出前講演体験記⑯/北海道上川未来会議2015.11.17

2015年11月19日
「期間限定」に関するレポート

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■10年振りの旭川の夜
今回は北海道上川総合振興局からの依頼で旭川市に伺いましたが、
旭川市には2006年の全国旅行業協会の国内観光活性化フォーラムでの
講演の時以来10年振りの訪問でした。

出発準備に時間を取られたようで飛行機が遅れ、旭川空港に着いたのは
夜7時半近くになっていましたが、振興局の方々が出迎えて頂いており、
そのまま市内へと連れて行っていただきました。

夜の現地入りの場合はそのままホテルに直行というのが通常のパターンですが、
今回は振興局の方の計らいで懇親会を開催して頂きました。
懇親会には局長さんをはじめ、主管の部長さん、課長さんなどのそうそうたる面々が
参加されましたが、地元の居酒屋で気軽な雰囲気で行われました。

上川地域は米どころで美味しい地酒もあり、一押しの北海道ワインと合わせて存分に
楽しむことができました。

■旭川ラーメンから
講演会は上川地域の行政関係者や民間事業者の方が参加する「上川未来会議」
の一環として開催され、最初に岡山県西粟倉村の㈱森の学校ホールディングスの
牧大介代表との二本立ての講演、その後に続くワークショップ、交流会の長丁場でしたが、
午後からの設定でしたので午前中はゆっくりできました。

お昼は当日入りの牧代表と事務局との顔合せも兼ねて、旭川ラーメンの老舗で
黒い焦がし醤油のスープを皆ですすりましたが、食は良い潤滑油になりますね。

講演は牧代表が先に行い、若い人材を都会から上手く引き寄せて、新規事業の応援を
されていることに感心しました。「ユカハリ・タイル」は都会暮らしの人ならではの発想と、
地域が供給できる資源、それをつなぐ人材登用などが絶妙に融合した逸品です。

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講演会には100名以上の方々が出席し、後のワークショップにも70名ほどが参加しました。
上川地域は23の自治体で構成され、面積は岐阜県より広く(長野県にも匹敵します)、
それ故今回の会議の目的は横の連携を深めることにあるそうですが、
思いの外ワークショップは各テーブルとも盛り上がった雰囲気でした。

交流会にも多数の方が参加されましたが、私は残念ながら飛行機の時間があり、
30分程で退席しなければならず、振興局の方に旭川空港までお送りいただきました。

余談ですが、旭川空港は就航率が約99%と非常に高い水準を保っているそうで、
東京への出張は日帰りが当たり前とのことでした。年間を通じて風が弱く、除雪体制も
整備されていることが大きいようです。

上川総合振興局の皆さん大変お世話になりました。いつか南信州の地にもお越し下さい。

高橋 充

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