現地からのレポート

期間限定

現地発着 煌めく満天の星空ツアーin南信州しらびそ高原“天の川”(11/2~3)

現地発着 「煌めく満天の星空ツアー」(11/2~3)催行報告
「期間限定」に関するレポート

標高1,918mにあるしらびそ高原は、満天の星空を通年で鑑賞できる星空の聖地。今回、この秋にリニューアルオープンした「しらびそ高原天の川」に宿泊して、専門ガイドの案内で満天の星空を観察する初めてツアーを企画しました。今回、ツアー参加者が3名様と大変少ない人数でしたが、催行決定となり、主にタクシー利用での特別なツアーとなりました。

名古屋からは高速バスで「りんごの里」到着。お昼時となりまずランチタイム。飯田市の西麓の高台に立地し、南アルプスの眺望が抜群の「ランプドバレー」にてパスタをメインのランチを楽しみました。ちょうど、すぐ下にある日本トレッキングでは、乗馬の練習中で、乗馬の様子を見ながらのランチとなりました。

矢筈トンネルを通過して色ずく紅葉を中を進むと、「しらびそ高原天の川」の洋風な建物が見え、しらびそ高原に到着です。天気はとても良く、多少雲がかかっていますが、展望台からは荒川岳の雄姿や特徴的な形の中盛丸山など南アルプスを眼前に眺めることができました。写真の一番左側の男性は、この後「御池山隕石クレーター」のガイドでお世話になる山口さんです。山口さんは、地元でタクシー会社を運営しています。

続いて「御池山隕石クレーター」に向かいます。ガイドは先ほどの山口さんです。23万年前にこの場所に45mもの大きな小惑星が落ちて直径900mもの大きなクレータができたとのことです。山口さんは、御池山隕石クレーターを発見した坂本正夫先生に直接指導を受けた方だけあって、専門的な難しい内容を分かりやすく解説してくれました。

クレーターの説明看板には、隕石の突然の落下に驚く人間とマンモスの様子がユーモアたっぷりに描かれていました。隕石クレーターの話は、3名の参加者にはとてもインパクトがあったようで、とても興味深くガイドの話を聞いていました。

中央アルプスの恵那山方面に沈むとてもきれいな夕日を見た後は、いよいよお楽しみの夕食です。秋メニューということで、味噌仕立てのきのこ満載の鍋、馬刺しや下栗芋の田楽、遠山のこんにゃくなど、地のものの料理が満載でした。途中からてんぷらやそばなども出され、美味しさはもちろん、量の多さに参加者も驚いていました。とても満足された様子でした。

夕食の後は、ツアーのメインメニュとも言える「満天の星空を楽しむ」の時間が迫ってきました。ところが午後8時頃、外に出てみると高山特有のガスがかかり、星が全く見えません。その後、9時頃まで待ちましたが、ガスはなくなったものの、空は雲に覆われ、星は見えませんでした。そのため、こうした場合に備えて用意していただいていた屋内での星や星座に関するお話をお聞きすることになりました。

プロジェクターに映し出される星空や星座の写真を見ながら、ガイドの三浦さんから詳しくて興味深いお話に皆さん引き込まれていました。星座はギリシャ神話がもとになっており、主神ゼウスに関わる話がとても多く、ギリシャ神話独特の余りきれいと言えない話がとても多いことが良くわかりました。

翌日は、飯田市川本喜八郎人形美術館を観覧し、その後、毎年113日に開催される「飯田丘のまちフェスティバル」を昼食も含めての見学です。11時からは、銀座商店街での「もち投げ」に参加しました。コスプレ、グルメサミット、痛車、酒メッセなど盛りだくさんのフェスティバルで大変な人出でした。ツアー参加者の中には、飯田市美術博物館を訪れ、菱田春草展や柳田国男館を観覧された方もいらっしゃいました。

ツアーの最後には、三和観光農園にてアップルパイ作り体験とりんご狩りを楽しみました。アップルパイは、角形と大きな丸型の2種類を作り、りんご狩りの後には、焼き上がったアップルパイを味わいました。食べきれないアップルパイは、お土産にお持ち帰りになりました。ドライブイン酒蔵での買い物の後、りんごの里で高速バスを待ち、名鉄バスセンターまで帰路につきました。

普通タクシーを利用した3名様の少人数ツアーでしたが、皆様秋のしらびそ高原や御池山隕石クレーターなど充分満喫されたのではないかと思います。夜、曇って満天の星空を見れなったのは残念でしたが、それに代わる屋内での星空解説は充実していました。2名の方は、夜中3時頃に星を外に見に行かれたようで、満天の星空を見ることができたようです。今後、しらびそ高原天の川に宿泊していただいて、満天の星空や南アルプス、そして御池山隕石クレーターなど豊かな自然に恵まれた遠山郷の魅力に触れていただくツアーを企画、実施して参りますので、是非ご参加ください!

Staff ゆっきー

 

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