現地からのレポート

期間限定

南信州に“徳川家康”所縁の地を訪ねる①(3/28)催行報告

令和5年3月28日(火)に「南信州に徳川家康所縁の地を訪ねる①~徳川家のルーツ?!新田一族・世良田氏ゆかりの地他~」が催行されました。今年の大河ドラマ「どうする家康」の放映のため、改めて徳川家康に対する関心が高まっています。戦国時代、徳川家康の領国であります三河や遠江に隣接する南信州には、掘り起こしてみれば徳川家康に関連するゆかりの地がいくつもあります。今回、「家康ゆかりの地探訪」第1弾として、専門ガイドの案内で阿智村、下條村に残るゆかりの地を巡りました。阿智村の浪合と駒場の浄久寺は、阿智村全村博物館協会の代表である林さんに同行いただき、詳しいお話をお聞きしました。

尹良親王(後醍醐天皇皇孫)は、室町時代に阿智村浪合地区で亡くなったと伝わります。浪合地区になる尹良真親王の陵墓を拝観しました。菊紋章もあり厳かな空気が漂います。

阿智村浪合地区には尹良親王に殉じた人の墓がいくつも残っています。ガイドの方の案内に皆さん聞き入っています。

浪合地区の山中にひっそりと残るお墓。歴史を紐解くと徳川家に繋がってきます。今話題の徳川家康ですが、南信州にもルーツがあるんですね。

昼食は、昨年秋の治部坂高原にオープンした「おにひら治部坂店」にて「えび天ざる蕎麦」をいただきました。

尹良親王ゆかり寺である堯翁院にも立ち寄り、住職から、寺の来歴、尹良親王や親王に殉じた青山氏の歴史などについて貴重なお話をいただきました。ツアーでは特別に寺に伝わる貴重な幕や位牌も拝観しました。

南信州から徳川家康の側室に入った女性がいます。ツアーではその女性にゆかりのあるお寺にお邪魔し、寺に寄進された宝物(槍三種)を見学させて頂きました。

最後に徳川家康の書状(案文)が残っているお寺で、地元の歴史に詳しいガイドの方から案内して頂きました。現物を見ながら解説をして頂き、徳川家康を近くに感じられたのではないでしょうか。

今回のツアーを通して、家康のゆかりの地や大切な文化財が南信州に残されていることと、その重みを感じることができたのではないでしょうか。今回に引き続き、家康ゆかりの地を訪れるツアー第2弾を企画、実施したいと思いますのでその際は是非ご参加ください。

今回は、多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。

Staff ゆっきー

期間限定一覧へ戻る

Page Top