会の活動

日本初の「登山レンタルテント・キャンプ場(面平)」を利用した光岳・仁田岳登山と 登山道としてよみがえった遠山林道軌道を歩くファムトリップを実施

登山レンタルテント・キャンプ場「面平」

今年の7月から10月にかけ
 〇旧遠山森林鉄道軌道敷の登山道としてリニューアル
 〇光岳登山の中間地点にある「面平」のキャンプ場としての整備
を行いながら「赤石山脈最南部におけるエコ・観光登山」を来年から一般客向けに運用する準備をしてきました。そして10月23~25日に県内の登山ガイド団体や登山情報発信サイト運営事業者、在京の旅行事業者をお招きし、実際にこれらの登山インフラを活用していただき、来年からの一般ツアーに向けてのご意見を伺うファムトリップを実施しました。

82人のご協力を得て実施した旧遠山森林鉄道軌道敷の登山道としての整備(7月24日)
雨の中の歩荷作業でテント等のキャンプ必要物品を荷上げ(10月11日)

10月23日は雨のため予定を変更し芝沢ゲートから「面平」を目指しました

直ぐに天気は良くなると期待しての出発前の芝沢ゲートにて(23日)
ズブ濡れになりながらも易老渡に着き、昼食
約2時間で「面平」に到着。けっこうな登りでした。さっそくテントの設置を大蔵さんが指導
そして完成、原生林の中に出現した日本初の登山レンタルテント・キャンプ場「面平」
このプロジェクトの究極の目的は「自然に学び」「自然から生きる力をもらい」
「自然に負担を与えない」登山の実現。その一環として設置した携帯トイレブース。
自分の排泄物も持ち帰るため、男女用に2つ設置しました。

晩御飯はプロ登山ガイドさんが腕をふるってくれました。美味しそう!

フレンチトーストです

10月24日は光岳と仁田岳に分かれての登山となりました

いざ、光岳と仁田岳に向け面平を出発
見えました、聖岳、山頂には少し雪が
約3時時間で易老岳に到着。ここで光岳組と仁田岳組に分かれました
喜望峰にて仁田岳組
一瞬見えました、富士山
仁田岳に到着、風が強い強い、粉雪が舞いアラレも降ってきました
光岳組、イザルガ岳の脇を通過中
光岳に到着、氷点下の寒さで、粉雪の後にアラレも降ってます
光岳の名前の由来と言われる光石(てかりいし)にて
一足先に「面平」に降りた仁田岳と光岳組が合流し、山談議に花を咲かせます

25日は初日に予定していた遠山森林鉄道トラックを通過し下山します】

面平の象徴(ナラ太郎と記念撮影)、また来るからね!(ドローン撮影)
約1時間半で易老渡、紅葉が始まっています(ドローン撮影)
この日のメインイベント、遠山森林鉄道トラックのトンネルにさしかかります
興味深々、中はどんな具合だろう?
トンネル出口から見る始まったばかりの紅葉
7月と9月の作業で歩きやすくなった遠山川沿いのトラック
森林鉄道ではここだけと言われる「沈下橋」、増水時のオーバーフローが前提だから欄干がない
「加加良橋」を渡ります
下山口には地元の旅館「島畑」さんのバスが待っています、皆さん、お疲れ様でした

来年の一般ツアーにむけてのズームミーテング(11月4日、5日)

登山のプロの皆さんから実際に試した「面平キャンプ場」、「遠山森林鉄道トラック」について
ご意見、ご提案を聞いています。

今回のファムトリップに参加したプロの皆様からいただいたご意見を参考に、来年から実施する一般向けツアーの内容を詰めてまいります。一人でも多くの方が新しい「登山レンタルテント・キャンプ場(面平)」「遠山森林鉄道トラック」を楽しめるよう努めますので、引き続くご支援をお願いします。
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